ホースの点検

"いざ"の時に機能するように

屋内消火栓設備、屋外消火栓設備等で使用する消防用ホースの経年劣化について調査をしたところ、製造後5年を経過した頃から徐々に劣化していくが、10年を経過した頃からその傾向が顕著になり、大量漏水等の症状が現れ、本来の機能が損なわれ、使用に耐えられないものが多くなってくることが分かりました。

平成14年7月1日施行の消防用設備点検基準の改正に伴い、ホースの製造年から10年を経過(以後3年ごと)したものについては、ホースの「耐圧性能」を点検し、消防署へ報告することが義務づけられています。

ホースが使用されている消防用設備等

連結送水管

連結送水管

屋内消火栓設備

屋内消火栓設備

屋外消火栓設備

屋外消火栓設備

※易操作性1号及び2号消火栓ホース等の保形ホースは除く

ホースの耐圧点検時期

  • ホース製造年から10年が経過したもの
  • 点検をおこなってから3年が経過したもの(3年ごと)

耐圧点検時期

  • 連結送水管を設置して10年が経過したもの
  • 点検を行ってから3年が経過しているもの(3年ごと)

点検基準

点検基準 ホースの端末部に充水し、耐圧試験機等により、所定の水圧を5分間かけて確認する。
判断基準 変形・損傷等がなく、ホース及び金具との接続部から著しい漏水がないこと。

※著しい漏水とは、噴水上の漏水または、継続する滴下が生じる状態を目安にすること。

ホースを試験機に接続している状況

連結送水管及び屋外消火栓設備(65A)

屋内消火栓設備(40A)

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