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連結送水管の試験
申請図書及び消防検査(放水試験)
防火対象物の関係者は、消防設備等(特殊消防設備等)の設置に係る工事が完了した場合において、工事が完了した日から4日以内に消防長又は消防署長に届け出ること。
この場合、消防機関が設置された消防設備等(特殊消防設備等)が、技術上の基準に適合しているかどうかを容易に判断できるようにするため、設置届出書に消防設備等(特殊消防設備等)に関する図書及び消防設備等(特殊消防設備等)試験結果報告書を添えて行うこととされています。(消防法施行規則31条の3)
消防検査(耐圧試験及び放水試験)
1
耐圧試験においては所定の場所(送水口、最下階及び最上階の放水口又はテスト弁)に圧力計を設置し、設計送水圧力の1.5倍又は1.75MPaの圧力をかけ、60分保持します。
耐圧状況
2
圧力の降下又は漏水等の不備がないことが確認でき、異常がなければ最上階の放水口又はテスト弁から放水器具を用いて検査官立会いの下で放水試験を実施します。
放水状況
3
性能試験終了後に「連結送水管放水等試験結果書」をその場で作成し、ご報告します。
連結送水管放水等試験結果書
送水口に貼付する刻印
屋内・屋外消火栓の試験
屋内消火栓・屋外消火栓について
消火栓とは、消火活動の際に水を供給するための設備です。街角に設置されている消防隊が用いるもののほかに、マンションなどの建物の屋内や屋外にも設置されています。
火災のとき、消防隊が到着する前に、主に自衛の消防員や住民自身による初期消火に使われることを想定し、設置されている設備です。特に屋内消火栓は、一定以上の延べ面積を持つマンションでは設置が義務付けられており、共用廊下などに消火栓ボックスとして設置され、中には消火栓の弁、ホース、筒先などが入っています。また、消火栓には2人で操作する一号消火栓や、1人でも操作できる二号消火栓のほかに、一号消火栓と同じ性能を持ちながら1人で操作できる易操作性一号消火栓などがあります。
屋内消火栓
屋外消火栓
屋内消火栓放水状況
屋外消火栓放水状況